相撲甚句は、相撲の世界に伝わる伝統的な文化である。力士や呼出が地方巡業や花相撲の場で披露する七五調の歌であり、独特の節回しとともに土地や人情、世相などを詠み上げるのが特徴である。
大村相撲甚句会には、東彼杵町出身者を含む18名が在籍しており、日頃から相撲甚句を楽しむとともに、伝統文化の継承と地域のにぎわいづくりに貢献している。また、自然豊かな東彼杵町をテーマにした「東彼杵相撲甚句」も紹介され、町の自然や特産品、人の温かさが七五調の歌詞に織り込まれており、郷土への愛着が感じられる内容となっている。
相撲甚句は単なる文化的余興ではなく、地域の魅力を歌に乗せて伝える教育的側面も併せ持つといえる。東彼杵町を題材とした一曲は、土地の誇りを再確認する機会となろう。
〚東彼杵をテーマにした相撲甚句〛
発行元:長崎通信社
