地盤沈下の監視体制の継続と効率化を図るため、環境省は「地盤沈下観測等における衛星活用マニュアル」を改訂した。地方公共団体による監視業務において、衛星データを活用した観測手法の最新動向を反映した内容となっている。
同マニュアルは、地方自治体が地盤沈下対策に取り組む際の参考となる技術資料として、衛星データを活用した地盤高観測の方法や導入手順などを整理したもので、平成29年に初めて公表された。
今回の改訂は、令和6年に国土地理院が策定した「衛星SARによる上下変動測量マニュアル」を踏まえ、地盤沈下の計測手法を再整理するとともに、新たに運用が開始された観測衛星だいち4号(ALOS-4)の情報を追加したもの。
衛星SAR(合成開口レーダー)を用いた観測は、広範囲の地盤の上下変動を把握できることから、従来の測量手法と組み合わせることで、効率的な地盤沈下監視が可能になるとされている。
環境省は、地方公共団体における地盤沈下監視の継続と効率化に向け、衛星データの活用促進を図るとしている。
「地盤沈下観測等における衛星活用マニュアル」(令和8年3月改訂)[PDF 15.1MB]
発行元:長崎通信社編集部
提供元:環境省
