
長崎県の慰霊施設である長崎県忠霊塔をめぐり行われている署名活動「長崎県忠霊塔・一世紀 国民の声」の賛同者が、2026年3月15日までに20名(団体含む)を超えたことが分かった。
この署名は、忠霊塔の歴史と慰霊の精神を次世代へ継承し、その尊厳を守ることを目的として行われているもの。主催する長崎県忠霊塔敬事会によると、県内外から賛同が寄せられているという。
長崎県忠霊塔には約6万700人の戦没者が合祀されており、1934年(昭和9年)に県民の総意により建立された。戦争で命を落とした人々を慰霊する施設として、長年県民の祈りの場となってきた。
同会は、忠霊塔をめぐる議論について「さまざまな意見や立場があることは理解している」としたうえで、「批判の背後にもそれぞれの思いや信念がある。互いの考えを尊重しながら対話を重ねることが大切だ」としている。
また同会は、戦没者を「私たちの先祖であり、一市民である」とし、「その尊厳と祈りを守り抜きたい」と語る。活動の中では、思想的な対立や厳しい批判を受けることもあるというが、「英霊への敬意と県民の誇りを守るため、活動を続けていく」としている。
署名活動は引き続き賛同を募っており、関係者は「忠霊塔の歴史と意味を改めて考えるきっかけになれば」としている。
署名プロジェクトページ:
発行元:長崎通信社
提供元:長崎県忠霊塔敬事会
