「日本さくら名所100選」にも選ばれた大村公園は、長崎県内有数の花の名所である。慶長4年(1599年)、大村藩初代藩主・大村喜前が築城して以来、12代純熈の幕末までの270年余り、大村氏の居城であった玖島城跡を中心に整備された歴史ある公園であり、「日本の歴史公園100選」にも選定されている、いわば「二冠の公園」ともいえる存在である。
園内は大村湾を望む玖島崎の城跡を中心に桜や花菖蒲が美しく整備されており、春から初夏にかけて多彩な花々を楽しめる。3月下旬から4月中旬にはソメイヨシノや国指定天然記念物である「大村神社のオオムラザクラ」を含む約20種類の桜が次々に咲き誇り、春の景観を彩る。
オオムラザクラは約300本、ソメイヨシノは約1500本、クシマザクラやヤエザクラは約200本である。5月下旬から6月上旬には約10万株、30万本の花菖蒲が見頃を迎え、3月下旬から6月中旬のおおむら花まつり期間中はライトアップも行われ、多くの花見客で賑わう。6月上旬から6月中旬にはアジサイも咲き、初夏の彩りを添える。
大村公園の所在地は大村市玖島1丁目43番地であり、駐車場は134台を無料で利用でき、花まつり期間中には臨時駐車場も設置される。園内には飲食店や公衆トイレなどの施設も整っており、歴史と自然が織りなす美しい風景の中で、四季折々の花を楽しむことができる。
大村公園は市民と観光客の憩いの場として親しまれている。
