
長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科は、2026年1月23日、国連人口基金(UNFPA)と戦略的パートナーシップを締結した。2024年12月16日に両者間で締結された覚書(MOU)に基づくもので、グローバルヘルス分野における専門知識の共有を通じて開発支援を強化する協力体制を構築する。
本パートナーシップは、持続可能な開発アジェンダの推進に向けた長期的な協力を目的とし、特に妊産婦の健康、性と生殖に関する健康と権利、ジェンダー平等、データに基づく開発の促進に重点を置くものである。すべての女性および若者が自らの健康と幸福を守るための知識と技能を身につけ、主体的に行動できる社会の実現を目指すUNFPAのビジョン達成に向け、重要な枠組みとなる。
式典で挨拶した長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科の橋爪真弘研究科長は、「本日の式典は、教育・研究・協働の取り組みを通じてグローバルヘルスの推進に取り組む、長期的なパートナーシップに向けた共通の決意と相互の信頼を改めて確認するものである」と述べた。
また、UNFPAエチオピア事務所代表のKoffi Kouame氏は、「長崎大学との戦略的協力により、とりわけ妊産婦の健康および人口動態分野における研究や研修へのアクセスを拡大できる。これらの取り組みは、女性や女児の健康と幸福の向上を通じ、その生活を大きく変えることに寄与する」と期待を示した。
本覚書(MOU)の有効期間は5年間であり、両機関は進捗状況の確認や今後の共同活動の計画に向け、定期的に協議を行う予定としている。今回の締結は、長崎から世界へと広がるグローバルヘルス分野の連携強化を象徴する取り組みとなる。
発行元:長崎通信社
提供元:長崎大学
