長崎県のドクターヘリは、整備士不足により一時的に運航を休止することとなった。本県のドクターヘリは学校法人ヒラタ学園に委託されているが、2月から3月にかけて搭乗する整備士の勤務調整が困難な状況が続いていた。この影響で、県を含む9都府県(10基地病院)で一時運航休止の依頼が出された。
長崎県は、多くの離島や半島を抱える地理的条件から、救急患者の搬送への影響を懸念してヒラタ学園に運航継続を強く要請していた。しかし、整備士の勤務調整が困難であったことから、やむを得ず運航を一時休止する判断に至った。
運航休止期間は、2月20日(金)から28日(土)の9日間と、3月7日(土)から24日(火)の18日間の期間を、現時点で予定している。
県は運航休止に際し、佐賀県ドクターヘリへの応援要請や、必要に応じて海上自衛隊や海上保安部への災害派遣要請を行うことで、救急医療体制への支障を最小限に抑える方針だ。また、ヒラタ学園には、ドクターヘリの安定した運航体制を早期に確保するよう強く求めている。
発行元:長崎通信社
提供元:長崎県
