長崎県は、認定職業訓練として全国で初めて、「洋上風力等の風車メンテナンスに係る職業訓練機関」を認定したと発表しました。
長崎県は、洋上風力発電の適地として知られ、県内企業が造船業で培ってきた高度な技術や人材を活かし、全国に先駆けて海洋エネルギー関連産業の振興に取り組んでいます。今回の認定は、洋上風力発電のサプライチェーン構築を進める中で、重要な役割を担うメンテナンス人材の育成拠点として位置付けられるものです。
認定を受けたのは、五島市の地元企業を主体とする「長崎ウィンドサービスグループ」(管理会社:有限会社イー・ウィンド)で、所在地は五島市富江町富江145番地1です。同団体は、職業能力開発促進法に基づく認定職業訓練機関として、風車メンテナンスに必要な安全衛生教育をはじめ、基礎的な知識や技能を習得するための訓練を実施します。
認定職業訓練とは、事業主や事業主団体、職業訓練法人、一般社団法人・一般財団法人などが雇用する従業員等に対して行う職業訓練のうち、教科内容や訓練期間、設備などが職業能力開発促進法に定める基準に適合するとして、都道府県知事が認定する制度です。建築や金属・機械加工、情報処理、調理など幅広い分野で実施されており、訓練期間は普通課程で1年、短期課程で6か月以下とされています。
県では今後も、地元自治体や関係者と連携しながら、洋上風力発電をはじめとする海洋エネルギー関連分野の振興に取り組み、持続可能な産業基盤の構築と地域経済の活性化につなげていく方針です。
発行元:長崎通信社
提供元:長崎県
