長崎通信社の記事は、「見せるため」ではなく、「残すため」に書かれています。
私たちは、情報を消費させることよりも、価値あるものとして記録し、後から読み返せる形で蓄積することを重視しています。
そのため、長崎通信社では文字を主体とした記事構成を基本としています。
文章によって背景や経緯、意味を丁寧に伝えることこそ、最も信頼性の高い記録であると考えています。
画像や写真、図表は、文章を補足し、事実関係の理解を助けるための補助的な情報として使用され、視覚的印象を強めるためではありません。
主役はあくまで記事本文であり、文字による説明です。
また、文字中心の構成は、読み上げ機能や支援技術との相性がよく、誰にとっても情報にアクセスしやすいという利点があります。
派手さを抑え、静かに読み続けられる設計は、記録性とアクセシビリティの両立を意識したものです。
さらに、長崎通信社の活動は、文字・活字文化振興法(第3条)の理念にも沿っています。
「文字・活字文化の振興に関する施策の推進は、すべての国民が、その自主性を尊重されつつ、生涯にわたり、地域、学校、家庭その他の様々な場において、等しく豊かな文字・活字文化の恵沢を享受できる環境を整備することを旨として行われなければならない」
私たちは、この理念を重く受け止め、地域社会における公共的情報の蓄積と共有に努めています。
長崎通信社は、長崎で起きている出来事や社会の動きを、過不足なく淡々と書き留めます。
それは今日の長崎の姿であると同時に、未来に残る資料となることを目指しています。
文字を中心に、誠実な記録を積み重ねる。
それが、長崎通信社の記事づくりの基本姿勢です。
発行:長崎通信社
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