発行:長崎通信社
長崎の地から、地域福祉と医療を結ぶ新しい動きが生まれている。
「ヘルスリンクながさき」は、長崎県の健康推進団体である。令和7年10月18日に設立した。
治療家や医療従事者、そして健康に不安を抱える一般市民が互いに学び合い、正しい医療知識と健康意識を広めることを目的として活動を展開している。
現代社会では、医療や健康に関する情報が氾濫し、何を信じ、どう行動すべきかがわからないという声が多い。
ヘルスリンクながさきは、そのような時代において「正確な情報」と「信頼できるつながり」を提供することで、“健康を守る力”を地域全体で育むことを使命としている。
本会の理念は明快であり、長崎連盟の掲げる「共生・自由・平和」の理念にも通じるものがあり、連盟の総合福祉推進事業の理念に基づく、指定独立団体として位置づけされた。
“知ることで、守れる健康がある。”
それは、医療の知識を独占せず、社会に還元することで、誰もが安心して暮らせる地域社会をつくるという信念でもある。
活動内容
ヘルスリンクながさきの活動は、教育・啓発・連携を柱に展開されている。
専門家と市民が協働することで、より身近で、より実践的な健康づくりを進めている。
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医療従事者・治療家・スポーツ関係者を対象とした勉強会・研修会の開催(知識と実技の共有)
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一般市民を対象にした健康セミナーや公開講座の実施
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予防医療・運動・生活改善・メンタルヘルスに関する啓発活動
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医療や治療法の選択に関するリテラシー向上活動
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長崎連盟および地域医療団体、自治体との連携による健康政策の推進
これらの取り組みは、単なる勉強会や講習会の枠を超え、「医療と地域の共創」という新しい社会モデルの実践でもある。
対象とする人々
ヘルスリンクながさきは、職種や立場を超えて「健康を支える意志のあるすべての人」に開かれている。
柔道整復師、鍼灸師、理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師、医師、整体師、トレーナーなどの専門職に加え、スポーツ指導者や教育関係者、一般市民、学生も対象としている。
つまり、健康に関心を持ち、自ら学び、他者へ伝えたいと願う人なら誰でも参加できる。
“学び合うことでつながり、つながりが地域を守る”それがヘルスリンクながさきの原点だ。
運営と独立性
本会は、長崎連盟の理念を共有しながらも、独立した団体として機能している。
会の運営は、会長を中心に会員の自主的な参加と協力を基本とし、それぞれが連携して組織運営を行う。
必要に応じて、地域医療機関・行政・教育機関などとの協働も積極的に進めていく方針だ。
運営方針の核には「共助」と「信頼」がある。
専門家と市民の垣根を越え、互いの立場を尊重しながら支え合うことで、真に持続可能な地域健康社会の実現を目指している。
ヘルスリンクながさき会長コメント
「ボランティアであるからこそ有意義だと思います。実際にコミュニケーションとりながら皆で知識や経験を共有する形で、治療する人、『治療』を利用する人、皆にとって有意義な団体にしたいと思います。」
― ヘルスリンクながさき 会長 川口泰輝 氏(長崎連盟統括理事)
川口会長の言葉には、専門家と市民の双方に開かれた「共創の場」としての志が込められている。
“ボランティアであるからこそ意義がある”という信念は、利害や立場を超え、純粋に「健康のために協力する社会」をつくりたいという願いの表れである。
長崎から全国へ ― 健康共創モデルの発信
長崎は、かつて出島を通じて西洋医学を日本にもたらした“医療の発信地”。
今、再びこの地から、「医療と地域が共に学ぶ新しい福祉のかたち」が生まれようとしている。
ヘルスリンクながさきは、長崎連盟が掲げる「総合福祉推進事業」の実践拠点として、地域医療・健康教育・市民啓発を担う重要な位置づけにある。
その活動は、やがて長崎モデルとして全国へ広がり、地域から医療を変えていく力となるだろう。
さいごに
「ヘルスリンクながさき」は、医療と地域、専門家と市民、知識と実践を結ぶ架け橋である。
健康を“受け取る”時代から、“共につくる”時代へ。
長崎連盟の理念のもとに生まれたこの新しい健康ネットワークが、未来の地域福祉の礎となり、誰もが心身ともに安心して暮らせる社会を築く原動力となることを願ってやまない。
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